灼熱の太陽に照らされて、暑さに喘いでる。
誰か助けてー!
そこで目が覚めました。
てってが… てってが…
こんな風にべったりと、張り付いていたんですーーーーーーーーーう!
タロウのことを、気遣っている視線を感じますね。
やんちゃな「てって」も
おにいちゃん猫の太郎の異変を感じ、
やさしく接しているんですよ。
退院の日 動物病院の先生が
「今日のタロウちゃんは、顔色も悪く あまり体調は良くないようね。」
私
「えっ?顔色」
タロウは確かに白い毛並なので、顔色的に云うと けっして いい顔色ではないけど?
顔色?
その後も何度も「顔色」って先生はおっしゃいました。
猫の顔色ねぇ
「てって」はと思ってみると さらに真っ白の顔色
元気はよさそうだけど…
顔色ねぇ
猫の顔色がわからない私です。
タロウは
膵炎と腎臓病と口内炎にかかって、食欲もなく日々痩せ衰えていくばかりでした。
それで
入院となったわけです。
完治したわけではないけど、
鼻から薬と栄養を取ることで、とりあえず危機は脱しました。
退院させてしばらく様子を見ます。
完治する病気の状態ではないとのこと、
私に手が負えなくなったらまた入院
そして退院を繰り返すことになるでしょう。
久しぶりに戻ってきたタロウの傍らには
「てって」がずっと寄り添っていました。
「てって」も、タロウがいなくって寂しかったんだもんね。
今日病院に行ってみると
首にパラボラアンテナみたいなものを付けられていました。
鼻から栄養剤を点滴されています。
これまでは瀕死の状態だったので
されるがまま だったのですが
少し元気が出ると、治療をしてくれる先生に
悪態を付けるようになったようです。
「俺をこんな目にあわせて、ぐれてやる!」
私たちが、会いに行っても
目つきの悪さは変わりません。
もう少しの辛抱だからね。
タロウに 事の成り行きを説明するのですが、
わかったのか、わからないのか
目つきは変わりません。
でも
危機は脱したので、やれやれです。
今度は私の財布に危機が…
でも太郎の命には変えられません。
早く良くなってね。
13歳
老衰にはまだ若い、でもおじいちゃんなネコの太郎は腎臓を悪くして 今戦っています。